「会社の記録を、ぜんぶそのサービスに預ける? ……そのサービスが止まったら、どうなるの?」
鋭い質問です。そして、当然の質問だと思います。何年もかけて話しためた会社の記録が、ある日ぱっと消えたら――そんなサービス、こわくて使えません。
今日は、その不安に正面から答える回です。私たちが「おまもり保証」と呼んでいる仕組みの、正直な中身をお話しします。
大事な写真は、3か所に置きますよね
昔から、写真の保管にはこんな知恵があります。「アルバムに1部、スマホに1部、実家にもう1部」。1か所が火事や水害にあっても、3か所同時にやられることは、まずないからです。
データの世界でも、守り方の基本はまったく同じです。大事なものは、離れた場所に、複数置く。会社のおまもりは、あなたの記録をこの考え方で守ります。

守り1:ふだんの保存。話した内容は、その場で自動保存。「保存ボタンの押し忘れ」という事故そのものがありません。
守り2:毎日の自動バックアップ。サーバーが毎日、記録の控えを自動で取り、複数世代を保管します。
守り3:週1回、控えをメールでお届け。希望される方には、記録の控えファイルを毎週メールでお送りします。あなたの受信箱が「実家」の役割になります。
いちばん大事な約束:「いつでも、全部、持ち出せる」
そして、これがおまもり保証の心臓部です。
あなたの記録は、いつでも、全部、ワンタップで持ち出せます。バックアップファイルとして自分のパソコンに保存することも、印刷できる文書の形で取り出すこともできます。
「解約したくなったら、データを人質に取られるのでは」という心配は無用です。持ち出したファイルはあなたのものですし、そこから元通りに復元することもできます。
おすすめは、ときどき「紙」でも残すことです。たまったマニュアルは印刷ボタンひとつで冊子の形になります。金庫や仏壇の引き出しに1部。停電の日も、パスワードを忘れた日も、紙は必ず開けます。デジタルの便利さと、紙の確かさの、いいとこ取りです。

「サービスが終わったら」への答え
それでも残る究極の質問――「運営会社に何かあったら?」にも答えておきます。
まず、上に書いた通り、記録はいつでも手元に持ち出せます。週1回のメール控えを受け取っていれば、あなたの受信箱には常に最新に近い控えがある状態です。仮に明日サービスが止まっても、あなたの記録は消えません。
そもそも「会社のおまもり」は、社長の頭の中を家族と会社に残すためのサービスです。サービス自身が単一障害点(それが倒れたら全部だめになる場所)になったら、本末転倒。だから設計の最初から、「私たちがいなくても、あなたの記録は生き残る」形にしました。おまもり保証という名前は、その決意表明です。
安心は、続けるための燃料
なぜここまでバックアップにこだわるのか。理由は、防災だけではありません。
人は、「消えるかもしれない場所」に大事な話を預けません。日記帳が毎晚どこかへ行ってしまうなら、誰も日記を書かなくなります。絶対に消えないという安心があって、初めて人は本音と大事な話を預けられるのです。
会社のおまもりに、これからあなたの30年分の知恵と、家族への想いを話していただくことになります。その器は、何重にも守られていなければならない。私たちはそう考えています。
安心して、話しはじめてください。消えない器は、こちらで用意してあります。
よくある質問
「スマホやパソコンが壊れたら、記録は消えますか?」――消えません。記録は手元の機械ではなくサーバーに保管されているので、新しいスマホやパソコンからログインし直せば、そのまま続きが使えます。むしろ「パソコンが壊れたら会社の資料が全部消えた」という昔ながらの事故を防ぐ側の仕組みです。
「パスワードを忘れてしまったら?」――登録したメールアドレスに届く6桁の数字で、その場で再設定できます。電話サポートが必要なほど複雑な手順はありません。
「家族は、もしもの日にどうやって開けばいいのですか?」――おすすめは2段構えです。ひとつは、ログインの方法(どのサイトで、メールアドレスは何か)を、ご家族に紙で伝えておくこと。もうひとつは、年に一度、印刷した冊子を手渡しておくこと。デジタルと紙の両方があれば、どちらかが開けなくても困りません。
「紙で保管するときのコツは?」――印刷した冊子には日付を書き、保管場所を家族と共有してください(金庫、仏壇の引き出し、重要書類のファイルなど)。中身には保管場所の情報が含まれるので、外部の人の目に触れない場所が原則です。年に一度、新しい冊子と入れ替えれば、常に「ほぼ最新の紙の控え」がある状態になります。
この記事のまとめ
・記録は「写真を3か所に置く」のと同じ発想で、多重に守られている
・自動保存+毎日のバックアップ+週1回のメール控えの三段構え
・いつでも、全部、持ち出せる。ファイルでも、文書でも、紙でも
・サービスに何かあっても、あなたの記録が生き残るように設計してある
「絶対に消えない」という安心は、飾りではなく、このサービスの土台です。安心できない器に、人は30年分の知恵も家族への想いも預けられませんから。器の守りはこちらの仕事、話すのはあなたの仕事。役割分担で、会社の記憶を未来に残しましょう。
備えの話は地味です。でも、地味な備えほど、いざという日に効きます。おまもり保証は、その名の通り、ふだんは静かにお守りとして働き続けます。

