ナノテックCRを前塗布する理由と10分放置する理由

ナノテックCRを前塗布する理由と10分放置する理由

今回はナノテックシステムのメイン洗剤であるナノテックCRのちょっとしたコツをお伝えします。

通常の使い方

  1. 適正に希釈した(20~40倍)ナノテックCRを床面に塗布します。
  2. 塗布後10分放置、もしくは揉み込みます

と、説明してありますが、なぜ前塗布、そして10分放置するのでしょうか。

狭いところは塗布機ではなく、ヒシャクを使うと便利です。

あらためて説明するまでもないですが、汚れや被膜に浸透させる為、ですよね。

ナノテックCRの特徴としてレベリング機能というのが備わっています。

詳しくは講習会だけでしか話せないのでここでは割愛しますが、

そのレベリング機能を活かすには洗浄機からのタンク出し洗浄では反応させる時間が少なすぎるのです。

考えてみて下さい。

パッドの隙間から出てくる少量の洗剤。

その隙間から出てきた少量の洗剤で2,3掻き(回転)しかせず、すぐに通りすぎるパッド。

これで果たして汚れが、ワックスが、落ちる(減膜できる)でしょうか。

いや、できない!(笑)

汚れを落とす一つの原理としてチャット理論がありますよね。

CHAT理論

・C ケミカル(洗剤)

・H ヒート (温度)

・A アジテーション(物理力)

・T タイム(時間)

物理的な力で落とそうとするとパッドを硬くするしかないので、それだと被膜が荒れてしまい、逆効果になってしまいます。

なのでしっかりと前塗布をする事が重要になるのです。

もう一つの特殊機能として、過剰反応抑制機能が備わっています。

ここで一般的な洗剤を例にしてみると、

洗剤を前塗布して、

「よく滑るな~、これはワックス取れてるな~」

とかいう場面ありますよね。

そうして洗浄機で洗ってみてモップで拭き上げてみるけど、なんか床がベタっとしたりする。

それっていうのはアルカリが強かったり、溶剤系の洗剤だったりして過剰に反応させてしまっている場合が多いのです。

ワックスで仕上げてみるとその時はキレイですが、アルカリ成分や溶剤が残ってたりして後から黒ずむ原因になったりもします。

ではナノテックCRはどうか。

ナノテックCRも塗布直後は滑ります。要はワックスに反応している状態です。

でもある時間をすぎると今度は滑らなくなります。

これが過剰に反応するのを防いでくれているという合図になります。

この目安が10分というワケです。

なので洗うタイミングは洗剤が滑らなくなったのを確認してからになります。

こうする事で洗剤の力をフルに引き出した洗浄が出来るようになります。

ワックスが減膜できた汚水はこのように白濁した汚水になります。

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