こんにちは、なかちゃんです。
今回は
- ホームページってどうやって作ればいいの?
- ホームページ屋さんに頼めばいいの?
- ホームページって自分で作れるの?
- ホームページ持ってるけど問い合わせが全然ない。。
というような悩みを持っている方向けに記事を書いてみました。
結論:ホームページは自分で作れる!
ホームページは専門の方に依頼するのが一般的ですが、今は素人の方でもカンタンに作れるシステムがあります。
そりゃ頼めば立派なのが出来ると思いますが、コストの面で結構かかってしまいます。
内容にもよりますが、最低でも30万、高いところだと200万等と見積もられる事も。
そして高ければいいというものでもなく。。。
ホームページを作る時「どんな内容にしたいですか」、と制作会社からヒアリングされたりするのですが正直ピンときませんよね。
「とりあえずあそこ(同業者)みたいなホームページ作って」と丸投げしてしまうことも多いと思います。
そして出来上がったサイトを見てみるとそれなりに見栄えがいいので、頼んだ側も「まあこれでいいか」と納得してしまいます。
こういう感じで作られたサイトは大抵中身がないのが現状です。
そしてホームページが出来上がって数ヶ月、知り合いからは「見たよ」と言われますが、個人の方や企業からの問い合わせは全くありません。
この時点で費用対効果はゼロです。
内容を修正したいとお願いすると修正費用という名目でまたまた請求が上がってしまいます。
ヒアリングされた時にしっかり打ち合わせしておけばよかったんだと思いますが、その時はそれがいいと思ったわけです。
もう後の祭りですよね。
そして問い合わせがないホームページでも、持っているだけでサーバー代は毎月◯千円とかかってしまいます。
反対に自分でサイトを作っていれば状況に合わせて修正できるので、臨機応変に対応することができます。
例えば新規サービスを始めた時などすぐにホームページに表示させることができたりします。
これが自分で作る最大のメリットだと思います。
自分で作るのは難しいのでは?
一昔前まではhtmlというパソコンの言語を使わないと作れないものでしたが、今はWordPress(ワードプレス)というソフトウェアが登場した為、ホームページを作ったことがない方でも簡単に作ることが出来るようになりました。
実はこのクリンシアビルメンサイトもボクが一人で作っています。
ボクはプログラムとかチンプンカンプンなのですが、そんなボクでもこんな見栄えがいいサイトを作ることができています。
予算に余裕がある人は別ですが、中小企業レベルであれば自分で作る方がよほど良いと思います。
もし頼むにしても自分で作って運用して、ある程度アクセスや問い合わせが順調に増えてきた時にブランディングを上げる目的でプロにお願いした方がいいと思います。
それまではスモールスタートで予算をかけず、少しずつまずはやってみることが重要です。
ではここからホームページを作成する手順を1つずつ説明していきます。
まずはサーバー契約をする
ホームページを作るにはまずはサーバーというものをレンタルしなければいけません。
家で言うと土地みたいなものですね。
サーバーを「買う」という選択肢もありますが、保守メンテを考えた場合借りるのがベストです。
レンタルサーバーも色々ありますがオススメはエックスサーバーです。
エックスサーバーは導入している企業が18万社もあり、国内シェアでナンバーワンの会社です。
サーバー速度やセキュリティもしっかりしており、まず間違いありません。
ビジネスプランというのに申し込みすればWebサイトの作成から公開まで完全無料でしてくれますので、よく分からないという方はビジネスプランで申し込みしておけばOKです。
レンタル料金も月に数千円とリーズナブルです。
また電話やメールでの問い合わせも対応しているので安心できると思います。
こちらのリンクから導入できますのでホームページを持っていない方はまずはサーバー契約をしましょう。
登録の方法などはこちらのページで説明していますのでご参照ください。
テーマの導入
WordPressにはテーマというのを必ず入れないといけません。
テーマは家で例えるとコンクリート造にするか、木造にするか、みたいな感じでしょうか。
必ず入れないといけないとは書きましたが、何もせずとも簡易的なものが最初から入ってはいます。
ですが使い勝手は正直よくありません。
テーマは色んな種類があり無料や有料のものもありますが、見た目や機能などが全然違いますので、ここはケチらず有料のものを導入するのがオススメです。
ただし、前述のホームページ無料作成依頼をした場合は、テーマが強制的に「Xserver Business Theme」になってしまいます。
使い勝手が悪いことはないと思いますが、ある程度慣れてきたら、途中で有料のテーマに変更するのもいいかもですね。
※途中でテーマを変更した場合、記事の装飾等が変わってしまう恐れがあるため、出来れば最初のうちにかえておいた方が無難ではあります。
また有料のものはSEOも考えられて作られていますので、検索流入を増やしたい方には特にオススメです。
検索エンジン最適化(search engine optimization)とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果において、特定のウェブサイトが上位に表示されるよう、ウェブサイトの構成や記述などを調整すること。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96
うちの会社も無料と有料のものをいくつも試してきました。
無料のものではSimplicity2、Cocoon、有料のものでは賢威、Emanon、AFFINGER、Swellと使ってきました。
どれも悪くはないのですが、機能、見た目、使いやすさを考えれば今使っているSwellが一番かなと思います。
有料ではありますが、これを入れるだけでカンタンに見栄えがいいサイトを作ることが出来るので超絶オススメです。
ブログ記事を作成
業務案内や企業概要、問い合わせページなどはエックスサーバーのビジネスプランで契約すればエックスサーバー側で作ってくれますので利用しましょう。
企業概要などが出来たなら次はいよいよブログ記事を作成です。
ブログ記事はユーザーにとって役に立つ内容を書くようにしましょう。
例えば換気扇の油汚れの落とし方をユーザーは知りたいとします。
我々ビルメンテナンス業者にとっては当たり前のようにしている作業ですが、ユーザーにとってはどんな風に掃除すれば良いのか検討がつかないものです。
プロしか知らない、プロにしかできない情報をブログにまとめてあげると、ユーザーにとっては役に立つ記事だと認識されます。
他にもお風呂の水垢の除去方法など、一般のユーザーでもできる方法をブログに書いて教えてあげると喜ばれやすいと思います。
「そんな情報を載せてしまえば、自分たちの仕事がなくなるのではないか?」
と思いますよね。
でも実際には丁寧に書かれたブログ著者のことをユーザーは信用するので、逆に仕事の依頼が来るようになると思います。
ブログの最後にこう書いておけば尚良いです。
自分で掃除するのが大変だと思った時はどうぞ弊社にお任せください。
電話番号0123ー45ー6789
こうやって書いておけば、「もうめんどくさいし、ここの会社信頼できそうだから頼もうか」となって依頼が来るようになると思います。
「おお、たしかにブログ記事良さそうだな」と思いましたよね。
でもそれと同時に
「でも文章を作るの苦手だしなぁ。」と。
そんなあなたにおすすめのAI文章作成ツールがあります。
User local AI WRITER
話題のchatGPTで記事を作ることができるソフトUser local AI WRITER(ユーザーローカルAIライター)というものが最近リリースされました。
ちょっと触ってみたのですが、初心者の方には充分な記事を書いてくれると思います。
User local AI WRITERの使い方
使い方と言ってもめちゃくちゃカンタンなのですが一応説明しておきます。
まずは自分が作りたい記事のキーワードをいくつか入力します。
今回は「換気扇 掃除 方法」と入力してみました。
入力したら【次へ】をクリックしてください。
関連キーワードを選択という画面に移りますので、関連キーワードの中から文章に折り込みたいキーワードを選択してください。
選択し終わったら下の【選択したキーワードから記事タイトルを生成する】をクリックします。
記事の仮タイトルを選択します。
いくつか案が出ていますが、自分が見てこのタイトルであればクリックするだろうというものを選択します。
選択したら下の【このタイトルを元に文章構成を自動生成】をクリックします。
文章構成が自動的に出てきますので、内容を編集したい場合は修正します。
修正が終わったら【この文章構成でAIに執筆を依頼する】をクリックします。
問題なければそのままクリックしても構いません。
先ほどの文章構成を元にAIが自動で記事を作成してくれました。
出来上がった記事をコピーしてブログに貼り付けます。
AIが作る文章なので間違った内容が書かれている場合がありますのでそういった場合は、人間の手で修正することが必要です。
ただイチから文章を作るわけではないので、文章作成のハードルはグッと下がると思います。
画像の挿入
記事を書くのはいいのですが、文章だけでは読むのも疲れてしまいます。
適度に写真などを挿入していくと良いでしょう。
写真はブログ記事に合うような写真を自分で撮って挿入するのが一番いいのですが、いい写真がない場合は無料写真サイト(写真AC)などを利用するといいでしょう。
ここで注意点なのですが、写真は他社のサイトやブログなどから勝手にコピペして使ってはいけません。
勝手に使ってしまうと著作権侵害になりますので十分にご注意ください。
どうしても使いたい場合はサイト管理者に連絡し、許可を取るようにしましょう。
その場合は相手先のサイト名を記入しておくのも礼儀です。
また最近ではAIで画像を作れるものも出てきていますが、AIは世に出ているものを真似て画像を生成している為、類似性が認められれば著作権侵害に当たってしまいます。
著作権まわりが整備されてきてから使う方がリスクは低いと思います。
それまでは自分が撮影した写真か、無料写真サイトを利用するのが良いです。
ユーザーが知りたい情報はなにか?
ブログ記事を量産するのは良いのですが、闇雲に量産しても意味がありません。
ユーザーが知りたい情報を載せていくのがベストですが、「ユーザーが知りたい情報とは何か」を知る必要があります。
それを調べられるツールがあります。
ラッコキーワード
このラッコキーワードというサイトは無料で利用できるキーワードリサーチツールです。
調査したいキーワード入力すると一瞬で様々な情報を提示してくれます。
例えば「換気扇」と入力すると、「換気扇 フィルター」や「換気扇 掃除」など様々なサジェストが表示されます。
検索エンジンで文字を入力した際キーワードが予測されて表示される機能です。
このサジェストが一覧で何百と提示されます。
このサジェストはキーワードに対して検索エンジンが提案してくれる機能のことです。
このサジェストが出るということは、誰かがこのキーワードで検索しているということになります。
このサジェストを先程のUser local AI WRITERに入れて記事を作成するのもいいのですが、あまり検索する人がいないようなキーワードで記事を作っても検索数が少なくクリックされない場合もあります。
この沢山のサジェストキーワード中で、どのキーワードを使って記事を作ればいいかを調べられるツールがGoogleキーワードプランナーです。
ラッコキーワードに似たようなツールでGetKeywordというツールがあります。
こちらはラッコキーワードとキーワードプランナーが合わさったような機能があるので、はっきり言って「神ツール」なのですが、1日に2回(2023年7月23日時点)しか使えないのがかなり難点です。
Keywordmapという有料版ではさらに色々できるそうなので、気になる方は問い合わせてみるのもアリでしょう。
Googleキーワードプランナー
どのサジェストでユーザーがよく検索しているのかを調べるツールがGoogleキーワードプランナーです。
使い方は以下で詳しく説明されています。
ラッコキーワードとGoogleキーワードプランナーを使って検索ボリュームを調べる方法
先程のラッコキーワードの画面の右上に【全キーワードコピー(重複除去)】があるのでクリックします。
そしてGoogleキーワードプランナーに移動し
新しいキーワードを見つける箇所にコピペ(Ctrl+V)してください。
数が多い場合は写真でもあるように「指標を取得」という箇所をクリックすれば全部コピペされます。
そして「結果を表示」をクリックすると以下のようなページになります。
このページで「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、そのキーワードをユーザーが月間にどのくらい検索しているか並び替えることができます。
検索数が多いキーワードサジェストで記事を作るのがベストなのですが、検索数が多いキーワードというのはライバルも多いということになります。
できれば月間平均検索ボリューム1000から1万くらいのキーワードで記事を作っていくと良いでしょう。
またロングテールキーワードと言って3語~4語を使ったキーワードで記事を作成すると、ライバルも少なく上位表示させやすくすることもできます。
自社のホームページに人が来ているかを確認する方法
ホームページを作って記事を量産したとしてもユーザーが検索して訪れているかはまだわかりません。
それを調べられるツールがGoogleアナリティクスです。
導入方法は下記で詳しく説明されているので参照してください。
WordPressで「Site Kit by Google」という簡易的なアクセス解析ができるプラグインもあるので入れておくと良いでしょう。
自社のホームページにどんなキーワードで来ているか確認する方法
自社のホームページにユーザーがどんなキーワードで来ているかは、Googleサーチコンソールで確認します。
導入方法はこちらで詳しく解説されています。
検索キーワードで自社のホームページが上位に来ているか確認する方法
上記のツールを使ってユーザーがキーワード検索で見に来ていることが分かりました。
ただ見に来てもらった記事が何位に表示されているかを調べることが重要になります。
それを調べるツールがGRCです。
例えば「換気扇 汚れ」というキーワードでユーザーが検索した場合、自社のホームページが何位に表示されているかがわかるツールです。
この検索キーワードで流入したらいいな、と思って記事を作成しますが実際はそう上手くいくものでもありません。
思っても見ないような検索キーワードで飛んでくることもあります。
それがこのツールを使えばわかるようになるということです。
記事をリライトする
例えば先ほどの「換気扇の汚れ」で検索順位が25位だったとします。
あなたが何か検索した時に25番目の記事を読むでしょうか。
読まないですよね。
でもここで諦めてはいけません。
その記事を見直してみて何か不足していることはないか、例えばその記事を専門外の人がみて理解できるのかを第三者目線で考えてみます。
難しい専門用語を使っている場合はその専門用語の解説を付け加えたり、分かりにくい表現は例えを使ってみたりすると良いでしょう。
また検索上位1位から10位までの他サイトの記事を見て、自分の記事に不足している点を補います。
他社サイトをじっくり見てしまうと意識せずとも丸パクリをしてしまう恐れがあるので、サラッと見る程度にしておきましょう(笑)
また一次情報(あなたが体験したこと)を書くとあなた独自の情報になる為、Googleからの評価も高くなり、上位表示されやすくなると思います。
あなたはその道のプロなので素人の方が体験していない経験があると思います。
その経験を生かした記事を事細かに書いてあげると、ユーザーは納得し読み応えのある記事になることでしょう。
ただし注意点として先程も言いましたが、業界用語など専門的な用語はなるべく避けるようにしてください。
もし書かないといけない場合は◯◯◯とは何のことです、など説明してあげるとより丁寧ですね。
また文章は小学生でも理解できるような文章を書くように意識しましょう。
専門の方が書く文章というのは難しくなりがちなので、小学生でも理解できるような文章を意識するとゆーザー分け隔てなく読みやすくなり、Googleからの評価も高くなります。
順位は常に変動する
検索順位というものは主にGoogleのアルゴリズムによって変動したりします。
基本的にはユーザー第一に考えた記事が上位に来るのは間違いないのですが、その他にも個人が書く記事より企業が書く記事の方が有利だったりします。
また資格を持っていたりその道の専門家だと、権威性が高まり上位表示されやすくなったりもします。
アルゴリズムは定期的に変動があるので、検索順位は1回/月などは見る癖をつけといた方が良いですね。
リライトした記事の場合はすぐに検索順位に反映されず、しばらく(1~3ヶ月経過後)経ってから反映されたりします。
ブログ記事に更新日を表示しておけば、いつリライトしたかが分かるので編集もしやすいと思います。
またGRCは検索順位を記録することができますので、リライトした結果順位がどのように上下したがが明確になるので、今後の記事の書き方の目安にもなると思います。
記事がたくさんあると全部書き直したくもなりますが、全部していると大変なのでまずは上位表示されている記事をメインにリライトしていくと良いです。
まとめ
集客できるホームページを作るには
- エックスサーバーを契約
- テーマはswellを導入
- User local AI WRITERを使って記事を作成
- 記事の書き方に慣れてきたらラッコキーワードでリサーチ
- Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調査
- 検索ボリュームのキーワードを参考に記事を作成
- Googleアナリティクスで検索流入を確認
- Googleサーチコンソールにて検索流入キーワード確認
- GRCにて記事の順位を確認
- 上位の記事から順番に適宣リライトしていく
①②は最初だけで良いのですが、③~⑨は定期的にやっていくとおのずと集客できるホームページになっていくと思います。
最初の目安は10記事、その後30、50、100を目標にしていきましょう。
記事数が増えていくとその分上位表示される記事も多くなってくると思います。
100記事もあればそれを適宣リライトしつつ、トレンドになりそうな記事も時々仕込むとより良いでしょう。
トレンドになりそうな記事とは、例えばテレビでお掃除の方法が紹介された時などです。
テレビなどで紹介されるとそのキーワードでの検索でグッと増えますので、そのキーワードを散りばめた記事を仕込むというような感じですね。
例えばあるタレントさんが結婚した、というような報道があればそのタレントさんのキーワードでものすごいアクセスがあったりします。
早い人はその一報があった瞬間記事を作ってアップしたりするのでアクセスが倍増するらしいです。
すごいですよね。
テレビなどの情報媒体はまだまだ影響力が高いので、記事に関連するような番組などは情報を得る目的でも視聴しておくのもいいと思います。
あとはとにかくユーザーを第一に考えた記事を作ることです。
ホームページというのはYou Tubeなどの動画と違って文章を後から編集することができます。
いきなり100点の記事を作るのはさすがに無理なのでまずは60点でもいいので書いてUPしていきましょう。
あとで見直して書き直すことができるのがブログのいいところなので、臆せずジャンジャン書いていってほしいと思います。
あなたの集客できるホームページ作成応援しています。
もしどうしても難しい場合は設定の代行作業も行っています。
こちらからお問い合わせください。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。