希釈計算ツールの使い方

こんにちは、クリンシア代表のなかちゃんです。
清掃の現場で洗剤を希釈することって日常茶飯事だとは思いますが、その希釈計算咄嗟に出来ていますか?

「この洗剤を10倍で10L作って!」

まぁこれくらいなら原液1Lと水を9Lだとすぐ分かるんですが、

「この洗剤を30倍で15L作って!」

と言われればどうでしょう?
原液を何Lと水が何L必要なんだ??
となりますよね。

計算が得意な方はすぐできると思いますが、そうでない方はちょっと考えてしまいます。

ちなみに答えは原液を0.5Lで水が14.5Lになります。

計算式は
原液の量=作る量(15L)÷希釈倍率(30倍)=0.5L
水の量=作る量(15L)-原液の量(0.5L)=14.5L

となります。
こんな感じに式に当てはめれば意外と簡単なのですが、現場では忙しかったり、疲れて頭が回らなかったりする場面も多々あると思います。
15÷30がすでに難しいですもんね(笑)
なので数字だけ入れれば自動で希釈計算してくれるツールを作ってみました。

目次

希釈計算ツール

こちらのリンク先をお気に入り(ブックマーク)して貰えれば、スマホの計算機アプリを使わずとも簡単に自動計算してくれるので楽になると思います。

1液の希釈計算ツールは正直色んなアプリがあって作る必要もなかったのですが、農業用とかだったので、清掃用があった方がいいかなと思い作ってみました。
あとついでに、2液混合の希釈計算ができるアプリはなかったのでそちらも作ってみました。

希釈倍率計算ツール 1液方式

洗剤と水を希釈する場合のツールはこちらです。

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希釈倍率計算ツール 2液方式

2種類の洗剤を混合し、それを水で希釈する場合のツールはこちらです。

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希釈倍率計算ツール 1液方式の使い方

説明もなにもただ数字を入れるだけなのですが、とりあえずこちらのリンクに飛んで貰います。

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そうすると以下の画面が出てきますので、

四角のマスに数字を入れていきます。

  1. 作りたい希釈倍率(20~100など)に数字を入力
  2. 作りたい洗剤液の量(リットル)に数字を入力
  3. ①②を入力すると下に必要な洗剤の量と必要な水の量が自動で表示されます。
  4. その数字通りに原液と水の量をはかって混合してください。

チェックポイント

数字は半角で入力してください。

希釈倍率計算ツール 2液方式の使い方

こちらは2種類の洗剤液を混合し、それを水で希釈する場合の希釈計算ツールになります。
ちょっと特殊ですが、A液とB液をまぜて何倍で希釈する、というような時に使うと便利です。
ナノテックシステムでは時々洗浄液を混合して使う場面があるので、説明表記はナノテックシステムの洗浄液になっています。

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リンク先に飛ぶと以下の画面が出てきます。

こちらはちょっと分かりやすく図で表示できるようにしてみました。

入力するのは4箇所だけでいいので簡単です。

  1. 作りたい希釈倍率(倍)に数字を入力
  2. 作りたい洗剤液の量(リットル)へ数字を入力
    ※ここまでは1液方式と同じです。
  3. ナノテックCRの割合を数字で入力
  4. ナノテックリセッターの割合を数字で入力
  5. ①~④を入力すると下の図になにが何L必要か表示されます。
  6. その数字通り2種類の原液と水の量をはかって混合してください。

チェックポイント

・数字は半角で入力してください。
・割合は通常1:1~1:3などが多いので、CRは1でリセッターの方の数字を1~3などにすると良いです。

よく使う計算はスクショしておくと便利

よく使う倍率や洗剤液の量は、スクショして写真をお気に入りにしておくとすぐに見れて便利だと思います。

ただ、いつもと違う洗剤や剥離剤を使う時は希釈倍率が違うと思うので、こちらの希釈計算ツールを活用してもらうといいかなと思います。

まとめ

現場でよくある希釈問題。
何を何Lいれて水を何L入れればいいか。
ちょっと複雑な希釈倍率の場合、その場の全員で考えていることもあると思います。
それって結構無駄な時間だったりするんで、この計算ツールでサクッと答えだしてちゃっちゃと作業にはいればその分作業時間も短縮できます。

現場は人が動いてなんぼだったりするので、自動でできるとこはぜひ自動化していければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

創業45年になる有限会社クリンシアの2代目代表。マットモップレンタル事業、ビルメンテナンス清掃事業、家庭用洗剤、次亜塩素酸水製造販売事業、ナノテックシステム導入支援事業、清掃用具関連販売事業、清掃業務に関するコンサルティング事業などをしています。 また飲食店事業としてテイクアウトカフェの運営も行っています。

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