こんにちはクリンシア代表のなかちゃんです。
自動床洗浄機のバッテリー端子の緩みってチェックしていますか?
ここってゴムカバーがしてあるから意外と確認しないことが多いんですよね。
アスファルトみたいなガタガタしているとこを移動させてると、振動でちょっとずつ緩んでくるから注意が必要なんです。
ここが緩むと通電がしっかりされずに火花が発生、のちには火災事故まで起きる事態になってしまいます。
そうならないように対策としてロックタイト(ねじ緩み止め接着剤)を試してみることにしました。
自洗機持っている方は参考になるかもしれないので良かったら見ていってください。
写真多めで説明していきます。
ロックタイトの使い方
純正ではなくデルテックさんの触媒付きバッテリーを使用しています。
端子部分を露出する必要があるので色々外していきます。
ゴムカバーが角に当っていると外れにくいので注意です。
右側の青テープの箇所は外れなさすぎてカッターで切断してしまったのですが、マイナスドライバーとかで押し込んだりすれば外れるので切らない方がいいです。
切らなければよかったと後悔しました(笑)
通常はそんなに汚れていないと思いますが一応洗浄、その後しっかり水洗いします。
ロックタイトは下記から購入できます。
263もあるんですが、263は取り外しが出来なくなるようで、そうなるとバッテリー交換の時不便なので243を使用しています。
取り外しが必要ない方は263を使ってもいいかなと思います。
容量も色々?ありますが10mlで十分足ります。
※刺すようの針も付属しています。
中で沈殿?しているので蓋をしたまま揉んだり振ったりしてください。
自分は1発目サラサラした液体がでて失敗しました(笑)
粘度がないのが出た場合は拭き取って、よく揉んだり降ったりした方が良いです。
ケーブルは必ずバッテリー同士から繋いで、その後本体と繋いでください。
片方から先に繋ぐとショートしてしまいます。
本体から伸びる長いケーブルは隙間を這わせるようにしてください。
触媒付きバッテリーは純正バッテリーより若干大きい為、バッテリーの上を這わせるとフタを閉めた時コードに圧をかけてしまいます。
ケーブルやカプラーは上のバキュームモーターと接触しないように注意してください。
写真では前の方にケーブルがかぶっちゃってますが、あまり前の方に這わすと、バキュームの排気口から溢れた汚水が垂れてきて、ケーブルにかかり、これもショートの原因になってしまいます。
モーターヘッドカバー(写真右)が白いのは汚水が垂れた跡です。
バキュームのフロートが上がってから汚水を捨てるのではなく、7分目くらいを目処に汚水を排出した方がバッテリー的にも安全ですね。
電気系統はまめにチェックしておきましょう。
バッテリーからの発熱があったり、水素ガスが発生しているのでコチラも発火の危険性があります。
まとめ
バッテリー端子のゆるみからくる発火事故。
以前のバッテリーは液補充式のバッテリーが多く、毎日のように点検が必要でした。
いまは液入れも必要なく以前ほど点検する事もなくなったと思います。
しかし点検を怠ると発火の危険性も高くなります。
バッテリーは危険なものという認識を改めて持ち、毎日点検することが大事かと思います。
今回ロックタイトをしてみましたが、あくまでもリスクを減らす手段なので、変わらずネジの緩みチェックは必要だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。